2012年5月2日水曜日

至急!!貴方の人生を変えた一冊を教えて下さい(100枚

至急!!貴方の人生を変えた一冊を教えて下さい(100枚

夏休み中に読破したいと思います。



前回と前々回の質問に挙がった本はすべて読破してしまったので…



感想もつけてくださると嬉しいです。



ジャンルは問いません。シリーズものでも結構です。



遠慮せずどんどん回答してください(^-^)







アーサー・ランサム「ヤマネコ号の冒険」

『ツバメ号とアマゾン号』に始まるイギリス児童文学のシリーズものです。小学生の頃に読んで、読書の楽しさを知りました。



野村胡堂「銭形平次捕物控」

たまたま家に全集がありました。中学生の頃に読んだのですが、推理ものの楽しさと時折出てくるエロチシズムに結構はまりましたね。



大藪春彦「野獣死すべし」

中学生から高校生の時代に大藪春彦にずいぶんはまりました。中でもこの作品は主人公のストイックで、ニヒルな生き様に強い衝撃を受けました。結局ここから、レールモントフやドストエフスキーとかにはまって行ったのです。



笠井潔「バイバイ、エンジェル ラルース家殺人事件」

最初は単なるミステリとして読み始めたのですが、このシリーズ作品の底流に描かれる各種の哲学思想が難解で、それを少しでも理解しようとして、多くのいわゆる哲学・倫理学の著書を読むようになりました。



田中芳樹「銀河英雄伝説」

SF大作として著名な作品で、アニメも大変人気のあるシリーズです。優秀な独裁者による善政か、汚職にまみれた政治家の多数存在する民主政治か、(今はさすがにそこまでは思いませんが)読んでいる当時は、マキャベリあたりに評論させて見せたいものだと勝手に想像して楽しんでいました。著者が中国文学に造詣の深い方のせいか、三国志演義にも通じる戦記ものとしても単純に面白い作品です。



夏目漱石「夢十夜」

最初の頃は、夏目漱石に限らず明治・大正・昭和前期のいわゆる文豪・有名作家の書いた小説は、皆、長くて、つまらなくて余りまともに読んでいませんでした。そうした中で、この作品は、一つ一つのお話が短いことと奇妙な味ともいうべき読後感の残る幻想譚ばかりで大変好きでした。



萩尾望都「トーマの心臓」

少女漫画です。漫画に耽溺するようになったきっかけの一つの作品であり、友情と愛情の差、自己犠牲の心とはどういうものか、テーマの深遠性に今も心動かされ、度々読み返す作品です。








一冊じゃなくてすみません。





高橋和巳『邪宗門』



架空の新興宗教団体の歴史を通じて、人間の正体を余すところなく描破した途方もない名作です。





丸山健二『野に降る星』



自分で考え自分の意志で生きることの大切さを思い知りました。





ハーマン・メルヴィル『白鯨』



ものの見方・人間観において私の参考書のような本です。





永井豪

『デビルマン』

『凄ノ王』

『真夜中の戦士』



人間の悪意・醜悪さをいやと言うほど見せつけられました。





神谷美恵子

『神谷美恵子日記』

『こころの旅』



辛いときの支えです。





小学館版学習まんが人物館

『ダイアナ』

『ナイチンゲール』

『杉原千畝』



彼らの人道精神が今も私を突き動かします。





ヘンルィク・シェンキエーヴィチ『クオ・ワディス』



人間の善意を信じよう、この本を読む度そう思います。







人生を変えたといえるかどうかわかりませんが、

かなり私の脳みその中に印象深く残っている本はいくつかあります。



有島武郎 「小さき者へ」「生まれ出ずる悩み」

トルストイ 「戦争と平和」

武者小路実篤 「友情」

宮沢賢治 「よだかの星」「双子の星」



あと、対談集になりますが、

池田大作/ルネ・ユイグ 「闇は暁を求めて」

池田大作/A・J・トインビー 「二十一世紀への対話」



他にもありますが、一応これくらいで。

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